『キミとの出会いも夕焼けが綺麗なあの日だったね』
『まぁ、そうだな』
少しばかり火照った頬を隠すように、軽く机に伏せながら窓から吹く風に髪を撫でられる彼を見つめる。
彼と出会ったのは…
そう、夕焼けの綺麗なあの日だった。