『でさー!』
と、私はとある男子と会話をしながら、お祭りを回る
すると…
『グイッ』
『わっ!?』
『あれ?急に居なくなった!?』
一緒に居た男子は私が引っ張られた事に気付いていようで…
『んぐっ…』
急に、路地裏に引き込まれて、手で、口を塞がれる
そして、その相手に驚いた…
そう、片想いの相手だったのだ…
『黙れ…俺の質問に答えろ。
さっきの奴は誰だ?』
彼は怒っているようだった…
手を口から離されたが、怖くて、質問に答える事しか出来ない
『午前中、出店手伝った人…お礼にご馳走してくれるって…んっ!?』
又、急に口を塞がれる
『何、のこのこ着いてってるんだよ?…
他の男とイチャイチャしあがって!』
何故怒ってるのか、理解できなかった
すると…
『俺の彼女に…お前が成れば良いのにな…
こんな事してくる奴なんか嫌いだよな…』
その言葉に、涙が流れた

『私も…好き…』

キスの雨が降り注いだ