私は先生に呼ばれ、教室へと向かった
『先生、なんで『あいつは誰だ?』
『へ?』
かなり食いぎみに言われて私はとまどった
『早く答えろ』
『幼なじみです』
とりあえず、私は本当の事をそのまま言った
『あいつのこと、ジロジロ見てさ…
なんなんだよ?
俺を見ろよ…』
しかし、先生には届かなかったようだった
『だって、落とし物してたけど、ちょっと色々有って、いつ渡せば迷ってて…『だまれ!
そんなのうそなんだろ?
俺の反応見て楽しんでるんだろ?
なぁ?』
『違いますっ!!
私は…ただ…妬いてほしくて…
ごめんなさい…』
私は誤解を解きたくて、恥ずかしいけれど、本心を伝えた
『…は?お前、何言って…』
すると、先生は驚いたような顔で照れる
『私は、先生の事が好きなんですっ!!』
先生は顔を更に真っ赤にした