『なぁ、その顔って…その…返事は…『キミが…好きだよ』
『『っ…』』
私達は同じタイミングで顔を赤くしてしまった。
『これじゃ、話…進まねぇな…』
『うん…』
私達は次の瞬間、急に笑いだして、どちらからともなく、手を繋いだ。
『一緒に帰るか!』
そう言って笑ったキミの笑顔は太陽よりも、夕日よりも、綺麗で眩しかった。