『休みの日に遊べないか?』
と、好きな人に誘われれば無条件でついていくのが私だ

『お邪魔します…』
いつもクールな彼は、いつもと違って落ち着かない様子だった

私は自室へ案内した
『どうぞ』『し、失礼します…っ…』
彼は部屋を見るなり直ぐに下を向いてしまった
『どうかしたの…?』『いや…その…』
彼の顔は真っ赤だった
『え、大丈夫?風邪?』
と、私は額に手を当てようとする
『やっ、大丈夫…て、うわっ!?』
彼は何故かつまずいて勢いよく二人とも倒れてしまった
『っ!?…わっ!?ごっ!ゴメン!!』
私は彼を壁に押し付けるるような状況が恥ずかし過ぎて逃げるように立とうとしたが
『わっ!?』
彼に抱き締められてしまった
『ゴメン…こんなの耐えれない…俺、お前が好きだ』
『えっ!?』
私が赤面するのも当たり前
『チュッ…』
彼からされたハジメテのキスはとても甘くて私はとろけそうと思ったのだった…