ケータイ小説 野いちご

それでも君を

episode7*

うーん、この問題難しい…



前にもやったような気はするんだけどなぁ。



「ねぇ、ここ教えて?」



「ん?どこ?」



「この問題の…」



季節は冬になった。



あれからというもの、例のカフェで勉強することが増えた私は、今日もまた変わらずそのカフェにお邪魔している。



先生と出会えるのは数回に一回といった割合だったが、意外とカフェとの相性が良かったらしく、先生の有無に関わらず、ここで勉強するのが日課みたいになっていた。



「あぁ、これはちょっと難しいよね。えっと、これをこうして…」



「うん、、あぁ!そっか!」



「いつも思うけど、立川さんは吸収力が凄まじいね。」



「先生の想像を超えて、やればできる子なんですっ。」



「ふふっ、自分で言っちゃうんだ。」




以前に比べると敬語が取れてカップルっぽい会話ですが、今のところ付き合ったりはしていません。


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