ーーーーーーーー

昼になると俺は、廣瀬が経営する喫茶店「Leaf」にランチに来ていた。

100年に1度開花するかしないかの貴重な特性、
"healer"の鹿島 櫂と"予言"の謎解きをする為に。

秋の友人の結婚式で起こった事件の被害者が、
"Prediction"とゆう"予言"の特性保持者な事が判明して以来、俺達はこの"予言"の謎を解く必要があると分かったのだ。

カツサンドを食べながら、俺は櫂と議論を交わしていた。

「"数秘の謎"の件は?」
「今のとこカバラ数秘学の事だとは分かってるが
"暴く"ような数字に関する事件はないんだよな?」

「ないな。まだこれから起こるのかも。」