ケータイ小説 野いちご

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一ノ瀬くんの寝顔が可愛すぎてつらい。

この同居問題あり!
近くて遠い同居人




風邪が治って学校に行くと、高橋くんに何度も頭を下げられた。


俺のせいでごめん。すごく助かった。

ありがとう。本当にごめん、と。


私がそうしたくて貸したんだから気にしないでと言ったんだけど、本当にショックを受けたみたいで、失敗したなあと思った。

いくら恩を返したくても、嘘をつくのはよくなかったな。

一ノ瀬くんにこんなに頭を下げさせることになるとは予想していなかった。


次は相手の負担にならない方法で力になろう。


「梓、すぐに帰る?」

「これからクラスの女子でカラオケ行くことになってたんだけど、アズにゃんは無理そう?」


放課後、小鳥とミーナに声をかけられ、少し考える。

体はもうすっかりいいし、元気だけど、昨日の今日だしなあ。


「うーん。今日はやめとく。ごめんね」


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