よし!私も颯汰くんを好きになれるように頑張ってみようかな…。
んー、でも付き合うって何するんだろ...

「じゃあそろそろ帰るか…。もう、みんないなくなっちゃったし...。」
ま、いっか。
帰ったら、ネ友に聞いてみよーっと。

「うん。そうだね、」
校門までは一緒に帰るのかな…?
私と颯汰くんは、学校から真反対に家がある。

颯汰くんのこと好きになれるかな…。なれるといいな…。
そんなことを考えていたら、あっという間に校門だ。
「あ、じゃあまた明日ね。バイバイ颯汰くん!」
颯汰くんにバイバイを言って私の家がある方へと自転車をこぎだす。