ケータイ小説 野いちご

INFATUATOシンドローム 2

第6章
ペット生活





めでたく結果発表も終わり、退学の危機を免れた璃夢でしたが……






理緒「はいハムスターちゃん、あ〜んっ」


璃夢「……。」


理緒「ほらー、お口開けて〜?」


璃夢「……。」


どうしてこうなった。


理緒「お腹すいてないの?じゃあ俺がハムスターちゃん食べちゃおうかな〜」


璃夢「じゃあってなんですか!?」


どうしてこうなった!!!今朝学校に来て、4限目まで普通に授業受けてたよね!?


何故こうなってしまったのか思い出してみようじゃないか!?




遡るのは4限目終了後

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今日の3、4限目は調理実習だった




キーンコーンカーンコーン



先生『じゃあ洗い物終えてから昼休み入れよー』


『『『ウーッス』』』


作ったものは【カップケーキ】という、何とも男の子らしくないもの。

一人5個作れたの!材料費もカップも学校負担らしいから無料でお菓子作りを楽しめたのだ!


私のグループは結構上手にできたんだけど…他のグループのカップケーキは……。
なんていうか…うん……。炭のカマリみたいになってるんだよね。うん。なんでだろうね?

って言っても、玖音とか優等生な子たちのグループは大丈夫だったよ?ただ、ヤンキーくん達のグループがね〜…


鷹也『マジで璃夢さんがいれば無敵だな!』


煌月『だよな。周りのヤツらのカップケーキ悲惨すぎてウケるんだけど』


璃夢『コラコラ!ウケるとか言わない!』


みんな真剣にやったんだから!

だけど、誰が混ぜるのか!で喧嘩が始まるとは思ってなかったね…


『なぁなぁ魁〜なんで焦げたと思う?』


そう聞いてきたクラスメイトの手の中には真っ黒焦げになったカップケーキ…


璃夢『グラニュー糖の分量が多すぎたか、生地の混ぜすぎ。後は余熱の温度を間違えたとかかな?』


『うわぁー。どれも心当たりありすぎるんだけど…』


目に見えて落ち込む目の前のクラスメイト。


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