ケータイ小説 野いちご

幸福論

第1章 これは仕事
〜斗〜

あのパーティーから2週間が経った。



その間にもコンサートのリハーサルや撮影と、
忙しく過ごしていた。



そんな中で急遽決まったブランドの打ち合わせ。



今夜20時からというから
急いで紺ちゃんに連絡を入れる。






「あ、もしもし〜?
ごめん、仕事入ったし遅くなる〜」

「わかった!終わったら連絡して!
俺か、誰か酒飲んでないやつがおったら
迎えに行くわ!」

「おけ、また場所送っとくわ。」





今夜早めに仕事が終わりそうやったから
集まれるメンバーで宅飲みしようってなってた。



打ち合わせ場所を紺ちゃんに送る。



それまで時間があったから一旦家に帰り
暇つぶしがてらにシャワーを浴びる。


そういや新藤さんに会えるんかな。


ふとそんなことを思い出す。
打ち合わせともなれば彼女も参加するかもしれない。


久々の再会に
2週間で忘れかけていたドキドキを取り戻す。


念入りにシャワーを浴びて
お気に入りの香水をつける。


ちょっときつ過ぎかなって思うけど、
臭いよりはいいだろう。


そうこうしているうちにそろそろ家を出る時間。
マネージャーの車で向かった。

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