主人公、私(×子)、10歳、小学4年生

進級して数ヶ月、母がおかしかった

母はもともと心の病を患っていて
いつもの母とは違うことがよくある
10歳ながらもそれは理解していていた
どこか、施設に入るのかな。そんなことすらも考えていた
なぜなら私は8歳の時、児童養護施設に1週間ほど入所していた。でもそこは自由がきいていて、何不自由無く、退所する時は泣くほど楽しかった施設だった。次行くならそういうところがいいな。
そう、思っていた