次に目が覚めたのは夜だった。

隣には奏多にぃ。

「ん?」鎮静のせいか頭が痛い。


「璃子?大丈夫か?」


「あたま、いたい。」
ナースコールでなんか指示してるお兄ちゃん。

看護師が氷枕を持ってきた


「ありがとう。」


「璃子頭あげるよ。」


さっき暴れた自分が恥ずかしかった。