ケータイ小説 野いちご

不器用彼氏による不器用な愛情表現

彼女の猛特訓

春休み、今日は瑠衣くんの遠征最終日。


私はといえば、美玲の家でメイクの猛特訓!


そんなに全部やるつもりはないけど、美玲いわく、触りたくなるような肌とうるうるの瞳を作れば最強!なんだとか。


だから下地と目元を中心に頑張ってる。


でもビューラーはまつげをキレイに上げるのもすごく難しいし、はさんじゃうと痛いの。


世の中の女の子はみんな器用なんだろうな。


「今日はさ、ヘアアレンジしてみない?いっつもポニーテールじゃん?せっかく長いんだからいろいろやってみようよ。」

「うん、本当はやってみたかったの!何ならできるかな」

「くるりんぱと三つ編み、おだんごができればだいたいのアレンジはできるようになるよ!」


「頑張るね!」


「まったく、健気でかわいいこだよ。じゃあ、私と同じようにやってね、まずは三つ編みなんだけど、、、」











「うん、いい感じだと思うよ!なんかヘアアクセとかあるともっとかわいいんだよね。持ってる?」


「ピンぐらいしかないかな、、、

明日、瑠衣くんと出掛けるから、その時に何か買ってみる!どんなのがあるの?」


「バレッタとか、飾りのついたゴムとかかな。

それにしても明日でかけるの?ノロケちゃってーー」


「え!?や、そんなつもりじゃないよ!!」


「あっはは、まっかっかだね。あ、でもメイクは今まで通りのままだよ。明日はね。来週の新学期から、メイク解禁で!」


「え?ダメなの?」


「うん、効果がなくなるからね。」

「効果?ってなんの?」

「大丈夫。安心して。」

「分かった、、、」

「じゃあ、明日楽しんできな!」

< 12/ 30 >