いよいよ本番当日を迎えた。

天気は晴天で、雲ひとつない青空だった。

「うーん!いい天気!そう思うよね、氷

空!」

「……。」

「氷空…?」

「あっ、なんだっけ?」

私は、心配な顔をし問いかけた。

「どうしたの…?最近眠そうだよ?」

「なんでもない。」

そう言い、慌てて氷空は去っていった。

素っ気なくされた私は、氷空の頬を両手で思

いっきり叩いた。

「いっ…たぁ…!!何すんだよ!?」

「昔私にやったおかえしよ!」

私は、氷空の前に拳をだした。

「いつでも頼ってよ!待ってるからさ、相

棒。」