中村美優。
美少女。
その言葉に尽きる容姿。
人とは違う雰囲気をもつ女の子。

でも、この子は何かある。
それは目を見れば明らかだ。
闇に染まった目。この子は何を抱えているのか。

そして、俺たちが自分の事を認めてない事を見抜き的確な言葉を投げてくる。
そんな美優を俺は認めてもいいと思った。

その時、美優が龍雅さんの妹だと知った。
ずっと探してた女の子。
俺はそれが美優で良かったと思った。
そして、彼女を救うと誓った。