ケータイ小説 野いちご

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腹黒王子のいいなり。

恋人関係の裏で。



5月下旬の平日の朝。
いつも起きる時間より30分早く、アラームが鳴った。


もちろんそれには理由があるわけで、目がすぐに覚めた。

体を起こし、窓の外を見れば雲ひとつない青空が広がっていて。


今日は晴天。
まさに遠足日和だった。



そう、今日は遠足の日で、私たちのクラスは海辺でバーベキューをしに行く。


バーベキューの班にはひなこがいるし、おもしろい野村もいるし、さらには一応恋人である菅原だっている。


菅原にはもう素の自分でいればいいから、その分気が楽だった。



もちろん学校では大変な部分もあるけれど。

恋人だと公表されたその日、菅原はたくさんの人に囲まれていたし、私は私で野村やひなこに質問攻めをされた。


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