コンコン...
はーい。めんどくさそうに部屋のドアを開ける。そこには廉がいた。
「奈津美様、これから教育をさせていただきます。最初のうちは怖がるでしょうから、良いものを差し上げます。」といい、紅茶を渡された。「落ち着く成分が含まれていますゆえ、ゆっくり教育させていただきます。覚悟していてください。」と言った。私は何か分からずあっさりと飲んでしまった。飲み終わる頃には体の力が入らなくなり、物も掴めなくなってしまった。そのタイミングを見計らって廉がだっこをしてベッドに降ろした。「先程の飲み物には、体から力が抜ける薬を配合させていただきました。存分に教育出来るようになりましたね。」そう言い、覆い被さるように近付いてきた。