あれから数日が経ち

また私達の間に変わった出来事があった。

1つ目は…


「晴空、おはよ」


「おはよう!蒼空くん!」


「もぅ〜、今でも思い出すわー

あんた達の告白の場面」


私が蒼空くんに告白をされてから

ずっと1人で思い出してはニヤニヤしてる美希。


「うるせ、いつまでもニヤけてんじゃねぇよブス」


「はぁー?誰のおかげで晴空を

助けられたと思ってんの

ドデカポンコツ!」


朝から言い争う美希と蒼空くん。


「「はぁ…」」


2人が言い争うと毒舌が凄いから

私と明くんにはもう止められない。


そう…

あの時長谷川さんから助けてくれた

蒼空くんと美希と明くんと水島くん。

あの時、私が長谷川さんに連れて行かれた時

美希が何かを察知して一目散に蒼空くん達に


「晴空が危ない」


と伝えて皆で私を探しに倉庫に来たという。

それから倉庫で私は長谷川さんに


"蒼空くんが好きだから!"


とか


"大好きな蒼空くん…!"


とか


本人達が居るとも知らず

私は自分の思いのままに長谷川さんと言い争って

その時に聞こえた私の蒼空くんへの

好きが連呼したのを聞いた蒼空くんは

凄く顔を赤くしてたと美希と明くんが言ってた。