放課後、遊び仲間とどこに繰り出すかそんなことに
ばかり頭を費やす。

私、光本 薫は高校二年。
本来ならば受験に勤しむ時期だけど、勉強嫌いな私は
先のことより今を楽しむ。

それがモットーだ

見た目は派手じゃないけど、普通に制服は着崩して
スカートは短くピアスもしてる

校則のせいで髪はほぼ地毛のダークブラウン

そんな私と対照的なのは同じクラスの超真面目男子
相原 隼。

何気に小学校からずっと一緒
頭いいくせに、なんでか普通ランクのB高だ

そして、今日も彼は放課後、図書室で勉強してる

なんで知ってるかといえば、、、
一度だけ、一緒に勉強しようと誘ってきたから

遊びたい私はもちろん断った