ケータイ小説 野いちご

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同居人は俺様芸能人!?

お前、今から俺の女な

翌朝、枕元でけたたましく鳴っているスマホ。

寝ぼけ眼で時計を見ればまだ朝6時も回っていない。

蓮だろうかと思い頭の働かない状態で電話を取った。


「もしも……」

『さくらちゃん無事なの!?』

「え、あ、お母さん?」

『今空港に着いたからそっち向かうわね!』

「……え!?」

『あ、タクシーきた! じゃまた後でね!』


やばい。

なんだこの展開は。

お母さんが日本にいて、こっちに向かっている……だと?


「って、だめじゃん!」


家の中には蓮の服が散乱しているし、歯ブラシも2つある。

つまり、男と暮らしていることがバレル。

寝ぼけていた頭はすっかりフル回転。

慌てて化粧品で作ったラインを崩し始めた。

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