ケータイ小説 野いちご

キミのとなり


ようこそ!小林家へ

「美琴〜、そういえば明日からだっけ?

お父さん出張するの」







「うん」

前に華には話しておいた

お父さんの出張のこと、その友人の家に泊めてもらうこと






「うわー、心配だよ〜

どうせなら、家にこれば良かったのに〜〜」




私に抱きつく華を抱きしめ、頭を撫でる







「大丈夫だよ、それに同い年みたいだから
色々話が合うかも」



何故か華は不服そうな顔をする




「うーん…男だったらどうするのよ

美琴可愛いから心配…」



華にそう言われても嬉しくないな…





「心配しすぎだよ、大丈夫!」ーー…






学校が終わり、家で身支度をした私は今

お世話になる家の前まで来ています



「綺麗なお家だなぁ…」



ふと、目に入った表札


漢字で 小林 と書かれてる下には小さく kobayashiと書かれていた



…小林…、小林くんと同じだ





胸の内で小林くんを思う中、

インターホンを押す







「––––はい……」




声が低い、男の子だ







「あ、今日からお世話になる市庭です」









「…あぁ、ちょっと待って」






無愛想…な感じだな


本当に小林くんみたい





––ガチャ





扉が開かれ、出て来たのは……









え……





















「小林、くん……」






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