ケータイ小説 野いちご

聞いてほしいよ

ごめんな... 優斗side



パシッ!!!

一瞬何が起こったのかわからなかった。

自分の手に痛みを感じ視線を手に向けた。

俺はようやく理解した。

沙羅に手振り払われたことを。

あげくにいつも渡辺としか呼ばないくせに
沙羅の気持ちを知りたいあまりにわざと名前を
呼んだ。

でもそれがいけなかった。

沙羅は今まで見たことがないくらい泣き出した。

俺も付き合って沙羅のこんな姿を見るのは
初めてだ。

俺はこんなにも沙羅のことをおいつめてたなんて
知らなかった。

いつも何を言っても明るいやつだった。

俺は沙羅に甘えてたんだ。

ほんと俺、なにやってんだよ.....。

でも俺は沙羅を失いたくない。

沙羅が好きだから。

その前に渡辺とはなしをして、関係を終わらせなければ。

ごめんな...沙羅.......。

もう少し待ってくれ。

俺の気持ち全部沙羅に伝えるからっ!!

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