ケータイ小説 野いちご

隣のクラスの成瀬くん。







中間テストも無事に終わり、特にこれと言った行事も二学期の文化祭まで無い……っていう6月の中頃。



小和ちゃんと教室でお昼を食べてたら、突然教室が騒がしくなってたから周りを見渡したら、教室の入口でお兄ちゃんが立ってキョロキョロしてた。



そして少しキョロキョロしたあとに私と目が合って、直ぐに駆け寄ってきた。



学校で直接って、珍しいなあ……。



「羽多!頼み事あるんだけど……」



「うん?」



お兄ちゃんにしては割とシビアな雰囲気だし(失礼)、それなりに重要なこと……なのかな……。



「羽多って、夏休み予定あった?」



「予定……はないから、お父さんとお母さんのお手伝いしようかなって思ってたんだけど……」



地味に感じるクラスメイトの視線が気になりつつも、お兄ちゃんに答える。



「バレー部が夏休みに、1週間の合宿と数日間の遠征があるの、覚えてるよな?」



覚えてるけど……まさか……。



「……臨時マネとして、同行してくれねぇ?」



……やっぱり!!






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