それから僕たちは
度々話すようになった。

彼女にとって何もかもが
初めて見る景色であり
その度に見る表情が本当に
キラキラしていた。

いつしか僕はもう一度、
過去の僕を忘れた君と
あの頃のように恋がしたいと思った。

もう一度君に僕を好きになって欲しい。

僕の中の密かな願いになった。