あれから私達は、理人のベッドで一夜を過ごす事が、多くなった。
私が起きるのは、いつもお母さんが起きてくる前。
そーっと、自分の部屋に戻って行く。
そんな生活が、2週間程続いた頃だった。
「由乃。どっか二人で出かけない?」
私は、胸が温かくなった。
「なんだか、デートみたい。」
すると理人は、笑いながら言った。
「デートだよ。」
理人が笑ってくれると、私も笑顔になった。
行先は、遊園地にした。
幼い頃、よく家族で行った遊園地。
中学になってからは、照れくさくて、行ってなかった。
「高校生、2枚。」
理人がチケットを買ってくれた。
「いくら?」
「いいよ。俺のおごり。」
そう言って理人は、私の手を繋いだ。
嬉しくて、理人の顔を見られなかった。
私が起きるのは、いつもお母さんが起きてくる前。
そーっと、自分の部屋に戻って行く。
そんな生活が、2週間程続いた頃だった。
「由乃。どっか二人で出かけない?」
私は、胸が温かくなった。
「なんだか、デートみたい。」
すると理人は、笑いながら言った。
「デートだよ。」
理人が笑ってくれると、私も笑顔になった。
行先は、遊園地にした。
幼い頃、よく家族で行った遊園地。
中学になってからは、照れくさくて、行ってなかった。
「高校生、2枚。」
理人がチケットを買ってくれた。
「いくら?」
「いいよ。俺のおごり。」
そう言って理人は、私の手を繋いだ。
嬉しくて、理人の顔を見られなかった。