ケータイ小説 野いちご

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溺愛総長様のお気に召すまま。

呼び出しです。




「愛莉ちゃーん、お呼びだよ~」



その日の放課後。


千春ちゃんと買い物でもしに行こうかなんて話をしながら帰り支度をしていると、クラスメイトがあたしを呼んだ。


お呼びって?



「告白じゃないの~」



呼んだ子が、あたしにこそっと耳打ちしながら目を向ける先には。


わわっ……!

昨日の殴られてた男の子だ。



「ちょっとー、やるじゃ~ん。愛莉も隅におけないね」



こうやって呼び出される女の子はよくいる。


彼女を作りたいために、呼び出して告白するなんてことは日常茶飯事だから。


そう思ったのか、千春ちゃんもあたしを肘でつついて冷やかしてくるけど。



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