「たすけっ……」 私は目を開けた。 ここは……? どこかの河川敷? 目の前には川が流れている。 私はぼぅっとそれを見る。 いちっにっいちっにとどこかから声が聞こえる。 と、目の前をランニングしている集団が走っていった。 だが、 「えっ!?」 私は目を疑った。 だって…猫が……走ってる。