私には幼馴染がいる。
NEWSの手越祐也君。
コレは彼がジャニーズになる頃の
少し切ない物語。

私達は物心着いた時から一緒にいる、
近所では有名な幼馴染。
私は気が強く、活発で、
少し頑固だけど前向きな女の子でした。
裕也は人見知りだけどカッコよく
誰からも愛されてた。
そんな私達は小学生の後半になると
どちらが告白するでも無く付き合い始めて
周りにも公認の仲になれた。
中学生になって、
このまま高校生もその先もずっと一緒なんだなって
勝手に思ってたから
この相談を受けた時には驚いた。
「俺、Johnny's入る。
もっと女の子にキャーキャー言われて
世の中の人を俺の笑顔で幸せにする」
「〇〇は応援してくれるよな」
この瞬間の私には
絶望って言葉しか合わなかったんじゃないかな。
それって別れようって事だよね?
咄嗟に私は裕也の手をぎゅっと握りしめた。
『いいんじゃない?
裕也ならきっと出来るよ
ずっと裕也の1番のファンになるから』
嗚呼
握りしめた手から嘘だって事が伝われば
あなたに伝わったらいいのに