私達は予定通り明日のお菓子を買って、それぞれの家に帰った。


先生との約束の時間になるまで、結構ある…よし、課題を進めよう。


けど、ソワソワしすぎてあまり進まず。


結局、時間になる前に行ってみることにした。


『ピンポーン♪』


『………。』


……デジャヴ??


インターフォンの返事が無い時には勝手に入っていいと言われたので、遠慮がちにドアノブを回す。


よかった、帰ってきてはいるみたい。


「お邪魔しまーす…。」


部屋の中からの返答は無い。


「せんせー…?いますか?」


奥の部屋からゴトッという音がしたので、そっちの方に行ってみる。


「先生…?」


ドアの前で呼んでみると、突然ドアが開いた。


「すみません、勝手に…って!ちょっと!」


私は急いで先生に背を向ける。


だって…出てきた先生は、上半身裸だったのだから。


「せ、先生、服着てください!」


「あー?やだよ、風呂上がりは暑いもん。」