★★★9月公表★★★


後日 勇さんの家で
妹さんの弥生さんと会った。


「ごめんなさい」
と私に何度も何度も謝る。


弥生さんは私より1つ下
東京で働きたくて
就活中とのこと。


彼女だと嘘ついても
私が逆上するわけでもなかったから
信じていないと思ってたそうだ。


兄の勇さんからも
何も言われないから
本当に妹だと思われてたのかと
思っていたと話す。


鍵を返されれて
そこで大変なことをしてしまったと
勇さんに電話して発覚したと言うのだ。


「もう何度と謝らなくていいよ」


そういう私に勇さんは


「あのまま別れたままになってたら
どーすんだよ!」と怒るが。。。


「まぁ 運命の赤い糸で
繋がれた2人なら
きっと共通りになるし
結ばれてないなら別れたそのままに!
兄たちがやり直すことに
なったという事は
結ばれてたのよ」と。。。。


あっけらかんとして言う。


「こんな妹でごめん
兄として頭下げるわ」


「ううん」


「美結さん
うちの兄お願いしますね
すぐキレるし うるさいし
雑だし グータラだけど」


「余計なことまで言うな」


「でも美結さんのこと
大好きなんだなぁって
すごく思うから 幸せになってね
あっ!それから
あたしと仲良くしてね
お・ね・え・さん」


「うん こちらこそ
お願いします
あたし一人っ子だから
妹ができて幸せ」と弥生さんに
抱きついた。


「おい!こら!」
勇さんに止められると
「あはは 妹にヤキモチ妬いて
バカな兄!」と笑われていた。


最後は笑える謝罪となった。