ケータイ小説 野いちご

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一途な彼の過剰な愛情表現

初めてのキス





梅雨の時期真っ只中の六月下旬。



テストを一週間後に控え、私と蓮くんはリビングで勉強をしていた。



「ねぇ菜穂、俺の部屋行こうよ」
「……ダメだよ、集中できなくなっちゃう」



「大丈夫、ちゃんと俺がわからないところ教えてあげるから」



私と向かい合って座っている蓮くんは、さっきから部屋で勉強をしようと誘ってくる。



だけど集中なんてできるわけない。
最近、なんだか私自身変なのだ。



蓮くんと同棲生活が始まって一ヶ月ほど経ったのだけど、慣れるどころか一緒にいるとドキドキしてしまうのだ。



それも日に日にそれが悪化していくばかり。




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