苦しくてもがく自分。


息が詰まりそうになり


そこで目が覚める。


暗闇の中で一筋の光を探し続ける。



何度この夢を見ただろう。


あの日から
何度も何度も---



だけど


「姫奈!」


キミが私の名前を呼んでくれるから


光を見つけられたの。




ふわふわと不思議な感覚に纏われて


「行くな…っ!姫奈…っ!!」


大好きな声が聞えるのに


何故か悲しい。


ここはどこなの?


私は、ここにいてはいけないと思う。


戻らないと…。


声のする方に。


きっとそこには-------