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ツンデレの高山さんがなかなかデレてくれません!5

ひとりリレー

俺は、寝坊で遅刻した罰として花壇の水やり当番を任された。



「うわ、ホース壊れてるじゃん…」



水やり用のホースが壊れていたので、花壇から結構離れた水道から水を運んで来なければならなくなった。



「なら、バケツリレーだな」



高山さんは花壇の横のベンチに座った。



「まずはバケツを用意しろ」



「うん」



バケツリレーってことは、高山さんも手伝ってくれるのかな。それはありがたい…



俺はバケツを借りてきた。



「次はそれに水を汲んでくるんだ」



高山さんは相変わらずベンチに座って、言った。



「はーい」



水道まで走っていって、水を入れる。



「そのまま花壇まで帰ってこーい」



遠くから高山さんの声が聞こえる。



「わかったー!」



せっせとバケツを運んでいるうちに思った。



これはリレーじゃない…俺が独走してるだけだ…!

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