ピッピッピッピッ



規則正しい機械音で目を覚ますと、真っ白な天井に真っ白な布団が広がっていて、
私の口元には酸素マスクが付けられていた。





手についてる、私の名前である、
槙野優衣(まきのゆい)
と書かれたバンドを見て、病院だと気づいた。