☆ 綾へ。 最後の悪あがきとして受け取ってほしい。 お祝いしたい気持ちと、綾を幸せにできなくて悔しい気持が半々。 でも、まずは言っておく。 結婚おめでとう。夢を叶えることができて、よかったね。 最初は罪悪感からだった。 僕はきみをひとりぼっちにさせた。 だから、きみの心にある暗い部分を照らしたいと思った。 僕なりのやり方で。 ☆