オ「トトコ…トトコ…さあ目覚めるがいい 勇者様!」
ト「ん…?」
オ「ボクは剣士オソマツ!気分はどうだい勇者様?」
ト「いや…あの…」
オ「まだ状況が分かっていないようだ!君の使命は
この世界を闇に葬りさろうとする魔王を、倒すこと
さあ魔王討伐の冒険に出よう」
ト「いや…ムリ!ムリです!」
オ「大丈夫!この最強剣士オソマツが向かい来る敵を
切る!だから安心して、勇者様!」
チョ「剣だけじゃなく、防具も必要じゃないですか?」
ト「貴方は?」
チョ「僕は賢者チョロマツ、さあこの雑誌の中から
好きな防具を選んで買うといい」
ト「この雑誌は?」
チョ「ボーグ2月号さ」
ト「ボーグって防具のこと?」
チョ「ああ、けど今日の君は何も買わなくて大丈夫ですよ」
ト「どうして」
チョ「僕が君の防具になるから」
ト「ぬはぁぁ」
オ「おい待てよ!勇者様について行くのはボク1人で十分だ」
チョ「この盾だってどんな攻撃も跳ね返す最強の盾さ」
ト「やばいー私のせいで矛盾が生じてる、何とかしなきゃ」
オ「だったら、この剣でその盾をつらぬいたらどうなるかな」
チョ「おもしろい」
ト「わかりましたー!二人とも〜一緒に行きませんかー?」
オ「勇者様がそう言うのなら」
チョ「パーティーを組むとしましょう」
ト「じゃあいきましょう!魔王討伐へ!」

ミ「…魔王討伐ね…イチマツに知らせなきゃ…」