ケータイ小説 野いちご

向日葵だけが知っている


花言葉1憧れ

私は一枚の紙を持ったままたたずんでいた。その紙に書いてあるのは部活の名前一覧。私はそのうちの一つを読む。

「放送部 週3 高校生のみ」
ずっと放送部に入りたかった。この榊原学園に入ったら、放送部に入ろうって思ってた。でも…

知らなかった。まさか…放送部に中学生が入れないなんて。


「知らなかったよー!」
何度も同じ言葉を繰り返す私を、美千留が変な目で見る。

「…見てないのが悪い…と思う…」

「うっ。」

そう、憧れてたわりには私は全然放送部について知らなかったのだ。

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