ケータイ小説 野いちご

俺が意地悪するのはお前だけ。

◆悪魔の再来






 私の名前は、牧野花穂。


 この春、高校に入学したばかりの15歳。


 ハンドメイドのアクセサリー作りが得意で、手芸部に所属している。


 子供の頃から変わらない三つ編みヘアがトレードマーク。


 生まれつき色白の肌をしていて、瞳の色は透き通った焦げ茶色、髪は1本1本の線が細くて柔らかな栗色で、全体的に色素が薄い。


 くっきり二重の大きな目はお父さん譲り。小柄で細身な体型はお母さん譲りだと身内からよく言われる。


 人からは「女の子らしい雰囲気」とか「大人しそうなイメージ」を持たれることが多いかも?


 内向的な性格で、ちょっとしたことですぐビクビクしてしまう臆病者。


 とくに男子を前にするとそれだけで顔が青ざめてしまって、卒倒しそうになる。


 もう高校生なんだし、そろそろ過去のトラウマから抜け出して“男嫌い”を克服したいんだけど……、なかなか難しい。


 ――と、少し話を戻して。


 細かなプロフィールを上げていくと。


 身長、151センチ。


 血液型はO型。


 好きなものは、可愛い雑貨屋さん巡りや、持ち物に自作のコラージュをすること。
 

 苦手なものは、幼馴染みのヒロくんを除いた年の近い男の子。


 男子とは目が合うだけで体が震えて涙目になっちゃうんだ……。


 その元凶は、アイツ。


 昔、隣の家に住んでいた『悪魔』のせい。





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