ケータイ小説 野いちご

マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様

*蓑島くん、超っ絶にふざけないで
キス現場と逆ギレ劇場

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今日は、始業式のため、午前授業。

しかし、部活は昼からあるため、教室でみんなでお弁当を食べた後、グランドへ向かう。



野球部も大会近いって言ってたけど。

サッカー部だって、大事な支部予選が迫っている。

選手だって集中して頑張らねばいけない時期だからこそ、私達マネージャーも精一杯フォローしなければならない。



お弁当を食べた後は、部ジャージに着替え。

ショートカットから伸ばした、鎖骨らへんの長さの髪をゴムで一つに結わえ。

グランドへと向かう。



ジャグ作ってお茶作って、アイシング作って…まだ暑いから多目にして…。

あ、グランド整備してライン引いて…今日は草むしりでもしようか。

あ、この間の試合のスコア整理してない。

リーグ終了して一区切りついたから、スコア集計もしないと。




マネージャーもやることは多い。






「せづマネ、よく働くねぇー」



練習の合間の休憩を狙って、グランドの水撒きをしていると。

傍の芝生にしゃがみこんでいる、紫苑先輩がそう話し掛けてくる。

早霧谷紫苑(さぎりや しおん)センパイ。三年生。

何を隠そう…紫苑先輩は、学校祭のミスコン準優勝。

準ミスなだけあって、顔はキレイなのはもちろん、髪も明るい茶髪のロン毛という、おもいっきりチャラ男な見た目。

…でも、サッカーには一生懸命でだいぶハングリーな先輩で。

私が元プレーヤーだというのも、どこかで知って「今日の俺どうだった?あの時はあれでよかったかな」みたいなアドバイスも求めてくる。

二年生のソフトボール部のエースの子と付き合って長いだとか。

人は見た目によらない。の、お手本みたいな感じの人。




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