「っ！？」


朝六時、私は驚きすぎて飛び起きた。

心地好い温かさだなぁ、なんて呑気に目を開けたら、朝一番目前に現れたのが朝永さんのドアップで。

私は直ぐ様ベッドから飛び降りた。


心臓が爆発するかと思った。

だって無駄に整った顔してるんだもん。
睫毛も無駄に長かったし、シュッとした鼻梁と薄い唇が無駄に艶かしかったし。
左目の下の泣き黒子が無駄にエロく見えたし。

目覚し時計よりも高性能だ。
心臓には非情に悪いけど。

それに、昨日は本当に一緒のベッドで眠っただけだった事にも驚いている。