百合愛が意識を飛ばしたあと、
直ぐに酸素マスクを付けた…

何が原因か分からない…
そう言えば百合愛体が軽くなったって言ってたよな?
あれ?体温があんなにも高かったのに?

奏斗 「なあ、美織…熱はかってもらえねぇ?」
美織 「うん…」
冬季 「……」
奏斗 「今日、熱が39℃あったんだ…」
冬季 「それで?」
奏斗 「1回目百合愛が嘘をついたからもう一度測り直したん だよ…そうしたら、1回目測った時と1分もかかってな
いのに0.3℃熱が上がったって言ったんだ…」

ピピピピ…ピピピピ
《40.5℃》
美織 「ねぇ、私たちが来てから何分ぐらい?」
奏斗 「5分ぐらいだと思うけど…」
美織 「百合愛危ないかも…」

39から40.5?

えっ…
美織 「冬季!急いで点滴持ってきて!」

千鶴 「おうえんに来ました…」