「三藤先輩!」
表彰式が終わると、僕は三藤先輩のところに一番に駆け寄った。
「田野君!すごいね!あの走り。5人ぐらい抜かしてたよね。」

へへっ。先輩に褒められるなんて嬉しい。

「三藤先輩の応援のお陰ですよ。あっ、そういえば、一瞬お母さんがいたような気がしたんです。」

すぐに消えたけど…

「そっか…ちゃんと来てくれていたんだね。お母さんってすっごい優しい人なんだねー。」