ケータイ小説 野いちご

蒼の花と荒れる野獣

First
雨模様と校内案内。



「ここが、第2音楽室です。もう随分と使われていませんが、たまに第1が埋まってる時があり、その時に使うので覚えておいた方がいいかもしれません」


ポタポタと雨が窓枠にあたるのを見ながら、あたしは話していた。


誰にかって?


もちろん。


「分かった」



高岡 綾に、だ。


< 16/ 471 >