ケータイ小説 野いちご

ありがとう、君。


2*

side.美羽





夢「美羽!やっと戻ってきたぁ!」





美羽「ごめんごめん、ちょっとトラブっちゃって。」





夢「ご飯食べよっ!!」





美羽「うん、食べよ。」





女子生徒「「「キャー!!!!」」」





美羽「随分騒がしいわね。何事?」





夢「あ、まっすーだ!!」





美羽「増田貴久?」





夢「何でフルネーム?(笑)」






美羽「何となく?」





夢「てか今日もかっこいい…!」





美羽「夢はイケメン好きだもんね。」





夢「イケメン大っ好き!1年のイケメン四天王は調査済みだもん!」





美羽「イケメン四天王?」





夢「あれ、まだ美羽には話してなかったっけ?」





美羽「うん、増田貴久しか聞いたことない。」





夢「まぁ、うちはまっすー推しだからねぇ。じゃー特別にこの夢様が教えてあげる!!」





美羽「ありがとう(笑)」





夢「1人目は、増田貴久。通称まっすー。水泳部所属。いつも言っている通り、学校一の人気者。頭が良くて、運動もできる。つまり文武両道。顔は可愛いのに、脱ぐと筋肉があって男らしい。声もイケボで、ギャップにやられた女子は数えきれない…。」





美羽「まっすー…ねぇ。」





夢「2人目は、加藤シゲアキ。通称シゲ。文芸部所属。学校一の秀才なのに、運動音痴。ただとにかくイケメン。この世のものとは思えないくらいイケメン。声は低音ボイスで、人見知りが激しい。仲良くなると、甘えるタイプ。」





美羽「シゲくん…かぁ。」





夢「3人目は、手越祐也。通称テゴ。サッカー部所属。金髪でチャラそうに見えるけど、勉強はできる。運動も基本何でもできちゃうタイプ。甘い言葉をサラッと言い、女子達をメロメロにさせるのが上手い。そして、女遊びが激しい。」





美羽「うわ、苦手なタイプ。」





夢「最後、4人目は小山慶一郎。通称慶ちゃん。生徒会所属。そして生徒会長。」





美羽「え、あの小山会長もなの?」





夢「1年で生徒会長になるほどの人望の厚さをもっている。勉強も運動もそこそこできる。いじられやすいキャラで、ド天然。ペットボトルのフタを開けずに飲もうとしたというエピソードもあるほど。」





美羽「へぇ、すごいね。同級生にそんな人が4人もいるんだね。」





夢「絶対美羽興味ないじゃーん。」





美羽「そんなことないよ。小山会長も入ってるのはびっくりしたし。」





夢「美羽って慶ちゃんと交流あったっけ?」





美羽「まぁ、ちょっとだけね。」





夢「あっ、やば。もうすぐチャイム鳴るじゃん!」





美羽「次移動教室だよね。」





夢「あ、そだったっけ?」





美羽「うん、行こ。」





夢「ちょっと待ってて!」






…イケメン四天王かぁ。





ふーん。





ま、私には関係ないか。




< 2/ 4 >