アレから何日も豹の事をみて調べていた鳳は、本人にも積極的に聞くようになった。








「豹!あんたのお父様ってどんな人?」




「お父様?うるさくてウザイ人」





「何それ、豹って自分の事になると態度悪いよね」






(鳳だけには、お父様の事を知られたくない)

豹は、鳳に特別な思いを抱いていた。




しかし、豹は鳳とたけるのお見合いのことを知っていたため近づくことも出来なかった。






「鳳は、婚約者とかいんの?」






「居ないけど」