リリーという、ホームレスを経験した7歳の女の子。

カミは、HIV妖精の女の子。

2017年から登場したのは、ジュリアという自閉症の女の子。

『ともだちひろば ジュリアのおはなし』という、ジュリアが主役の絵本がある。この絵本を読めば、子どもでも、自閉症の子どもがなにが苦手なのか、理解できるようになっている。

例えば、楽器を演奏したり、歌をうたっている子どもたちがいる中、ジュリアは両手で耳をふさいで、その場から離れようとしている。
これを見れば、「自閉症の子は、大きな音が苦手なんだ」とわかる。

「子どもなんだから、言ってもわからないだろう」ではなく、「子どもでもわかるように、わかりやすく伝える」。

世の中には、知らないよりは知っておいたほうがいいことがある。子どもにも、いや、子どもだからこそ、知っておいたほうがいいことだってある。