中越家の食卓は、明るく、ごはんはおいしそうで、会話が弾み、温かい家庭なんですよね。

一方、中越家の隣に住む、木次家はというと。

まず、好美ちゃんが何も話さない、笑顔が失われている。

好美ちゃんの母親は、父親にまったく反論しない。それどころか、父親の虐待が他人に気づかれないように、これ以上詮索しないでと、チカラを好美ちゃんから遠ざけてしまった。娘を守らない母親。

この前、あったんですよね。両親が子どもを虐待して死なせた事件。
誰も助けてくれる人がいなかったって……。
現実の世界と重なります。


第2話の感想。

「一人で介護なんかできるのかな?」「ああ……、なんかしてあげられることないかな?」清江さんと託也のことが気になってしょうがないチカラ。

すると、「ストップ!」と灯。おせっかいしようとしているチカラに、灯がやめるように言い、「そうだね」と。

チカラのお節介したい気持ちがわき上がるのも、チカラのおせっかいを正論で灯がやめさせようとするのも、この夫婦の(第1話でもあった)いつもの会話。