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お昼休み。




職員室での用事を済ませ廊下を歩いていた。




「乙羽ちゃん~今日も可愛いね~。」


「ありがとねっ。」


「うわっ、乙羽ちゃんが笑ってくれた…。」




声をかけてきた男の子は


アタシの笑顔に瞬殺される。




…やっぱこれが普通の反応だよね。




どうしてアタシの笑顔が瑠衣君には効かないんだか。




いつでもどこでも常に


瑠衣君のことを考えてしまう自分がいた。




でもそれは、研究熱心で真面目なだけ。


落とすために試行錯誤している途中なのだ。