ケータイ小説 野いちご

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世界で一番をくれる人

エピローグ






「どうして話してくれなかったの」



2人で仲良く帰り道を歩いた。



「だって海斗、絶対手を出しそうなんだもん」



「そんなに喧嘩っ早い風に見える?」



「見えなくても、よくやってきたから」


それを間近で見てきたから。


「でも、残念」



「なんで?」



「俺、あいつに一発かまそうとしてたのに、あいついきなり土下座して逃げるんだもん」



「ほらまた、暴力で解決しようとする」



海斗はあたしのことになると、本当に周りが見えなくなるよね。



「でも、あたしのためにしてくれようと頑張ってくれてありがとう」



「……お前、そんなんだからモテるんだよ」



「それ、言ってる意味わかんないから」


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